お知らせ


小城藩の古武道
 明治維新150年を記念して幕末の小城藩で稽古されていた柳生新陰流兵法・心形刀流剣術・大石神影流剣術・天神真楊流柔術・宝蔵院流高田派槍術などの武術流派の演武を行うことにより、小城市の児童・生徒、ならびに一般市民の方に武術の実際を知っていただく機会とする。

主催  ひのでや・貫汪館・天山ものづくり塾
後援  佐賀県・佐賀県教育委員会・小城市
     ・小城市教育委員会・佐賀大学
     ・日本古武道振興会・日本古武道協会
日時  平成30(2018)年12月9日(日)
会場  ゆめぷらっと小城
     佐賀県小城市小城町253-21
次第
第1部 講演     9:00-10:30

第2部 古武道演武 10:45-
1.小城新陰流
2.心形刀流剣術
3.大石神影流剣術
4.天神真楊流柔術
5.宝蔵院流高田派槍術
   宝蔵院流高田派槍合せの型 表
    素槍 免許皆伝 前田繁則
    鎌槍 免許皆伝 美馬博幸

   宝蔵院流高田派槍合せの型 新仕掛
    素槍 免許皆伝 前田繁則
    鎌槍 免許皆伝 尾野好司

6.柳生新陰流兵法
 

パネル展
「土佐の宝蔵院流槍術」
 宝蔵院流槍術は約460年前に興福寺の子院である宝蔵院住職「胤栄(いんえい1521〜1607)」が創始した柳生新陰流剣術と並ぶ奈良が発祥の古武道です。
 宝蔵院流の槍は、通常の素槍に対し鎌槍と称する十文字形の穂先に特徴があります。この鎌槍は攻防に優れ、画期的な武器として「突けば槍 薙げば薙刀 引けば鎌 とにもかくにも外れあらまし」との歌が伝えられ、江戸時代を通して全国を風靡し、日本を代表する最大の槍術流派として発展しました。
 この流祖・胤栄、二代・胤舜師のもとで修行し高弟として仕え、のちに土佐の地に宝蔵院流槍術をもたらしたのが土佐国馬詰(うまづめ)家の初代 馬詰権右衛門親貞(〜1654)師です。そして御墓が高知市の薫的(くんてき)神社の裏山に現存し、ご子孫によって大切にお祀りされています。
 宝蔵院流槍術は、高知における伝習の歴史をたどり胤栄・胤舜師高弟の瑞縁を慕い、宝蔵院流槍術の息吹を四国の現世に甦らせたいと祈念し、パネルによって「土佐の宝蔵院流槍術」を紹介します。
日時 平成30(2018)年11月30日(木)〜12月5日(水)
     各日9:00-17:00
会場 高知県立歴史民俗資料館
       1階 フリースペース
    783-0044
    高知県南国市岡豊町八幡1099−1
    TEL.088-862-2211
観覧 自由・無料
主催 奈良宝蔵院流槍術保存会 高知稽古会
    管理者 鈴木誠
    090-9288-1935
高知新聞厚生文化事業団 助成対象事業に採択
宝蔵院流槍術 高知稽古会企画
「馬詰権右衛門親貞師顕彰 宝蔵院流槍術奉納演武会・土佐の宝蔵院流槍術パネル展」が、
高知新聞厚生文化事業団 助成対象事業に採択されました。
高知新聞
平成30(2018)年9月29日(土)
 【奈良宝蔵院流槍術保存会高知稽古会】
土佐ゆかりの技継承

 【清水】室町時代に奈良で創始され、江戸時代には日本を代表する槍術(そうじゅつ)の流派となった「宝蔵院流(ほうぞういんりゅう)」の保存会。会員は全国に100人ほどで、高知県で活動する鈴木誠さん(49)=土佐清水市汐見町=によると、馬詰権右衛門親貞という使い手が山内一豊公に召し抱えられ、「土佐とのゆかりも深い」という。
 同流派の槍(やり)は先が十字形。相手の槍を絡め落とすような攻撃意欲をそぐ技が多い。保存会の演武では通常の槍と十字形の槍が2人一組になり型の正確性と美しさを表現する。
 活動は、キャリア18年の鈴木さんの移住がきっかけで、高知市洞ケ島町の薫的神社に隣接して親貞の墓があることから昨年8月に奉納演武を開催。以降は3カ月に1回程度の稽古会を開く。
 11月末には南国市の県立歴史民俗資料館で「土佐の宝蔵院流槍術」と題したパネル展を予定。鈴木さんは「歴史文化と関わる武芸に関心を持ってもらえたら」と期待する。(新田祐也)


土佐宝蔵院流槍術祖
馬詰権右衛門親貞師顕彰
宝蔵院流槍術奉納演武会
 宝蔵院流槍術は約460年前に興福寺の子院である宝蔵院住職「胤栄(いんえい1521〜1607)」が創始した柳生新陰流剣術と並ぶ奈良が発祥の古武道です。
 宝蔵院流の槍は、通常の素槍に対し鎌槍と称する十文字形の穂先に特徴があります。この鎌槍は攻防に優れ、画期的な武器として「突けば槍 薙げば薙刀 引けば鎌 とにもかくにも外れあらまし」との歌が伝えられ、江戸時代を通して全国を風靡し、日本を代表する最大の槍術流派として発展しました。
 この流祖・胤栄、二代・胤舜師のもとで修行し高弟として仕え、のちに土佐の地に宝蔵院流槍術をもたらしたのが土佐国馬詰(うまづめ)家の初代 馬詰権右衛門親貞(〜1654)師です。そして御墓が高知市の薫的(くんてき)神社の裏山に現存し、ご子孫によって大切にお祀りされています。
 宝蔵院流槍術は、高知における伝習の歴史をたどり胤栄・胤舜師高弟の瑞縁を慕い、宝蔵院流槍術の息吹を四国の現世に甦らせたいと祈念して、馬詰親貞師ご命日の承応3(1654)年12月29日を迎えるにあたり下記の通り奉納演武会を挙行します。

日時 平成30(2018)年12月 9日(日)10:00- 

会場
 薫的(くんてき)神社
    780-0042 高知市洞ヶ島町5-7
    TEL.088-872-2651

観覧 
自由・無料

主催 奈良宝蔵院流槍術保存会 高知稽古会
    管理者 鈴木誠
    090-9288-1935

次第

1 開会               (10:00)

2 挨拶
   主催挨拶  
    宝蔵院流槍術高田派
     第二十一世宗家 一 箭 順 三
   来賓祝辞  
    馬詰権右衛門親貞師ご子孫     
     馬 詰 直 紀
    二刀神影流鎖鎌術  
     第六代宗家  島 村 収(高知市在住)

3 特別演武              (10:20)
    二刀神影流鎖鎌術(高知県伝承)
      第六代宗家   島 村 収
      第七代宗家   細 川  隆

4 宝蔵院流槍術奉納演武     (10:30)
   1 宝蔵院流槍術高田派槍合せの型 表
      素槍 目録  山 田 一 嘉
      鎌槍 伝習生 中 島  賢

   2 宝蔵院流槍術高田派槍合せの型 裏
      素槍 免許  西 本 昌 永
      鎌槍 目録  西 堀 清 作

   3 宝蔵院流槍術高田派槍合せの型 新仕掛
     素槍 第二十一世宗家 一 箭 順 三
      鎌槍 免許      鈴 木 誠

5 閉会              (11:00)



































平成29(2017)年8月24日 馬詰権右衛門親貞師顕彰 宝蔵院流槍術奉納演武会




春日若宮「おん祭」登大路園地
宝蔵院流槍術 演武
 宝蔵院流槍術は奈良が発祥の武道です。その流祖は覚禅房胤栄(かくぜんぼう いんえい)といい、春日若宮「おん祭」に縁(ゆかり)の深い興福寺の子院・宝蔵院に住んでいました。
 このご縁で宝蔵院流槍術は平成3年以来「おん祭」に毎年参加し、今年も下記のとおり「影向の松」前にて演武を奉納させていただきます。

 この度、おん祭「お渡り式」出立に先立ち、登大路園地において演武を披露させていただきます。

日時  平成30(2018)年12月17日(月)11時35分

場所
  登大路園地(奈良県庁前 芝地)


雨天  雨天の場合は中止されます。



国指定重要無形民俗文化財 (保延2(1136)年創始)
平成30年 春日若宮「おん祭」
宝蔵院流槍術 奉納演武
 宝蔵院流槍術は奈良が発祥の武道です。その流祖は覚禅房胤栄(かくぜんぼう いんえい)といい、春日若宮「おん祭」に縁(ゆかり)の深い興福寺の子院・宝蔵院に住んでいました。
 このご縁で宝蔵院流槍術は平成3年以来「おん祭」に毎年参加し、今年も下記のとおり「影向の松」前にて演武を奉納させていただきます。


日時  平成30(2017)年12月17日(月)14時30分頃

場所
  松ノ下

     「影向の松(ようごうのまつ)」前 
     (春日大社 一の鳥居 東)


雨天  雨天の場合は中止されます。



 国指定重要無形民俗文化財 春日若宮「おん祭」は、保延2(1136)年五穀豊穣、万民安楽を祈り大和一国を挙げて盛大に執り行われ、以来880余年にわたり途切れることなく今日に至る奈良県最大の祭りです。
 「影向の松」は能舞台に描かれている松で、神がこの松枝に座られたとされ、当日はこの松前で様々な芸能などが奉納されます。これを「松の下式(まつのしたしき)」といいます。

平成29年 春日若宮「おん祭」奉納演武(17.12.17)
平成28年 春日若宮「おん祭」奉納演武(16.12.17)
平成27年 春日若宮「おん祭」奉納演武(15.12.17)
平成26年 春日若宮「おん祭」奉納演武(14.12.17)
平成25年 春日若宮「おん祭」奉納演武(13.12.17)
平成24年 春日若宮「おん祭」奉納演武(12.12.17)
平成23年は出場辞退
平成22年 春日若宮「おん祭」奉納演武(10.12.17)
平成21年 春日若宮「おん祭」奉納演武(09.12.17)
平成20年 春日若宮「おん祭」奉納演武(08.12.17)
平成19年 春日若宮「おん祭」奉納演武(07.12.17)
平成18年 春日若宮「おん祭」奉納演武(06.12.17)
  月刊「武道2007/3」掲載 春日若宮おん祭(06.12.17)
平成17年は雨天のため中止
平成16年 春日若宮「おん祭」奉納演武(04.12.17)
平成15年 春日若宮「おん祭」奉納演武(03.12.17)



平成31年 宝蔵院流槍術 初稽古

宝蔵院流槍術 初稽古

平成31(2019)年1月1日(火・祝)11:00〜
習心館道場
630-8204奈良市北御門町20



 初稽古では、基本稽古「しごき」の後、伝習者が2人・1組ずつ進み出て、宗家、師範の前で演武を披露します。
 初稽古に先立ち、宝蔵院流槍術後見・鍵田忠三郎先生、先代宗家・鍵田忠兵衛先生墓前に新年のご挨拶に詣でます。 

平成30年 初稽古 H30(2018). 1. 1
平成29年 初稽古 H29(2017). 1. 1
平成28年 初稽古 H28(2016). 1. 1
平成27年 初稽古 H27(2015). 1. 1
平成26年 初稽古 H26(2014). 1. 1
平成25年 初稽古 H25(2013). 1. 1
平成23年 初稽古 H23(2011). 1. 1
平成22年 初稽古 H22(2010). 1. 1
平成21年 初稽古 H21(2009). 1. 1
平成20年 初稽古 H20(2008). 1. 1
平成19年 初稽古 H19(2007). 1. 1
平成18年 初稽古 H18(2006). 1. 1
平成17年 初稽古 H17(2005). 1. 1
平成16年 初稽古 H16(2004). 1. 1
平成15年 初稽古 H15(2003). 1. 1
平成14年 初稽古 H14(2002). 1. 1
平成13年 初稽古 H13(2001). 1. 1 


















第17回 宝蔵院流槍術「狸汁会」
「狸汁会」(たぬきじるえ)

 宝蔵院では、流祖・胤栄(いんえい)師より歴代、稽古始において伝習者へ「狸汁」を供することが伝統として伝えられていました。
 宝蔵院流槍術は、幕末の名奈良奉行・川路聖謨(かわじ としあきら)の日記「寧府紀事(ねいふきじ)」の記述に基づき、伝統の「狸汁」を復活させ、今年も第16回目となる「狸汁会」を開催させて頂きます。
 狸汁とは、歯ごたえが似ているところから蒟蒻(こんにゃく)を狸肉に見立てた冬野菜たっぷりの精進料理です。
 460年伝統の歴史の味「狸汁」を是非ご賞味下さい。
 なお、狸汁会に先立ち、「宝蔵院流槍術 稽古始」を実施します。

日時    平成31(2019)年1月5日(土)
       12:00〜

狸汁振舞  無料(先着200名)
        
会場    ならでん第二武道場
       (奈良市中央第二武道場) 前
       *雨天の場合:道場内会議室
     630-8108
     奈良市法蓮佐保山4丁目6−3
     TEL.0742-27-6163

車は陸上競技場前駐車場にお駐め下さい。



平成31年 宝蔵院流槍術稽古始
 宝蔵院流槍術では一年の始動として、例年正月第1土曜日を「稽古始」としています。
 厳寒の中、第二十一世宗家 一箭順三による年頭挨拶の後、伝習者約50名が460年以上に亙り引き継がれてきた槍合せの型35本の全てを一般の観覧者に披露いたします。特に伝習者総員による一斉稽古は圧巻です。
 伝習者は20歳代から70歳代まで幅広い年代層からなり、近年では日本のみならず、ドイツ、カナダ、スイスなど海外各国からも入門者を迎え国際色豊かになりました。
 また460年にわたる男性のみによる稽古の伝統を改訂し、平成29年4月から女性伝習者の入門を受け入れています。

日時  平成31(2019)年1月5日(土)
     10:00〜12:00
     伝習者総員 一斉稽古:11:20頃〜

会場  ならでん第二武道場
     (奈良市中央第二武道場)

観覧  自由・無料

車は陸上競技場前駐車場にお駐め下さい。




























 第4回 宝蔵院流槍術歴代院主法要会 

日 時  平成31(2019)年1月19日(土) 14:00〜

場 所  興善寺 (住職:森田康友)
     630-8311奈良市十輪院畑町12
     TEL.0742-23-7007・FAX.0742-27-2778

一般参列 自由・無料

 宝蔵院流槍術は創流以来、江戸時代末期まで300有余年にわたって興福寺境内の宝蔵院において稽古がなされ、歴代院主の霊が祀られていました。
 しかし明治初期の廃仏毀釈の嵐が吹き荒れる中、宝蔵院は取り壊され、歴代院主の御位牌も行方不明となりました。
 昭和49年、流儀が発祥の地奈良に里帰りして以降、流派に関する歴史を後世に引き継ぐ思いから、代々の宗家以下伝習者が40年以上にわたり一門墓所をお守りし、墓参・墓所整備を欠かさずに継続してまいりました。

宝蔵院歴代御影:中田文花画伯
 
流祖 胤栄師位牌

宝蔵院 二代〜五代院主 位牌
  そのような中、平成28(2016)年4月、興善寺(奈良市十輪院畑町)において偶然歴代上人位牌処から宝蔵院院主(二代〜五代)の位牌が発見され、続いて5月、大阪府箕面市旧家において流祖胤栄の位牌及び尊像の所在までもが判明するに至りました。
 これは歴代院主、先人達のお導きであり、位牌発見を機に宝蔵院流一門は技の伝承のみならず、流派の歴史も後世に引き継いでいくべき歴史的な責務があります。
 今後は従来からの墓参に加えて、歴代院主供養の法要会を流儀として定例行事化することとし、流祖・胤栄が摩利支天の化身・成田大膳太夫盛忠より奥義を受け流儀を創始した天文22(1553)年1月12日に因み、下記の通り歴代院主法要会を挙行させていただきます。
 なお興善寺様におかれては、中田文花画伯の宝蔵院流槍術初代〜五代の御影(軸装:5幅)が一般公開されます。

2018. 1.13 第3回 宝蔵院流槍術歴代院主法要会 
2017. 1.14 第2回 宝蔵院流槍術歴代院主法要会 
2016. 5.21 宝蔵院流槍術 初代胤栄師尊造 及び 歴代院主位牌発見法要 
 
   
 


宝蔵院流高田派槍術祖
高田又兵衛師墓参
  (寛文11(1671)年1月23日 82歳没) 
日 時  平成31(2019)年1月20日(日) 8:30〜

場 所  高田又兵衛里墓
      三重県上野市白樫

髙田又兵衛略伝
 髙田又兵衛吉次 天正18年(1590)父、喜右衛門吉春の長男としてここ白樫に生まれる。
 幼くして武技好み、自宅の砦や岡八幡宮の大木を相手に技を磨き、満十二歳にして宝蔵院流槍術の門に入り、槍法を学ぶとともに、新陰流剣術、穴澤流薙刀も合わせて修行し創意工夫、遂に宝蔵院流髙田派を創出する。
 慶安4年(1651)三代将軍家光に呼び出され十文字槍の奥義を披露、葵の御紋付きの時服三領を拝領「槍の又兵衛」として全国にその名を知られた。
 進退、屈伸、表裏、悠急、剛柔の十文字を説き、法形百一条、巴の術十五ヶ条を考案するなど、十文字槍の哲理を深めた。
 生来人格高潔にして、二天流の剣豪宮本武蔵や禅道の名僧隠元、即非や、法雲とも親交深く、晩年崇伯と号し主家小笠原(明石・小倉)の名を高め小倉の地で顕彰され名を残す。
 寛文11年(1671)没、小倉生往寺に眠る。
 子孫よくこれを受け継ぎ槍術の振興に尽くすとともに、郷土の為特に岡八幡宮、慈尊寺の整備に力する。
   
   


 
第8回 奈良市武道教室演武会 
 各武道教室受講者が互いの武術を披露し交流を深めるため、演武会が挙行されます。
 宝蔵院流槍術においては伝習者総員が出場し、しごき・表・裏・新仕掛の演武を披露させていただきます。

開催日時  平成31(2019)年3月9日(土)
        9:30〜

会  場  ならでん第二武道場
       (奈良市中央第二武道場)
       630-8108奈良市法蓮佐保山
       4丁目6−3
       TEL.0742-27-6163


観  覧  自由・無料

演武会
  9:30  開会式

   9:45  弓道
  10:05  柔道9日
  10:25  剣道
  10:45 宝蔵院流槍術 演武

  11:05  なぎなた
 

11:25-11:50
武道体験教室

   弓道・柔道・剣道・宝蔵院流槍術・なぎなた
   が自由に体験出来ます。
   参加:自由・無料
   
2017. 3.11 第7回 奈良市武道教室演武会 
2016. 3.12 第6回 奈良市武道教室演武会 
 
   
   
   
   


BUDO
-Japanese Martial Arts-
(英語版・フランス語版・ドイツ語版)発刊
【お知らせ】
 洗練された芸術である日本の文化を、海外へ美しい写真集にて紹介する I know Japan シリーズの一冊として、このたび「BUDO」が 日興美術より発売されました。
 古武道を代表する四流派、弓馬術の小笠原流、剣術の柳生新陰流、薙刀術の天道流、槍術の宝蔵院流、各流派の歴史、受け継がれてきた伝統、現在の稽古の様子、武具や武器、宗家の想いなどを、迫力ある写真と共に伝えています。

■コンテンツ
・柳生新陰流
・天道流
・小笠原流
・宝蔵院流槍術
・付録

■仕様
・ハードカバー
・A4 (210 × 297 mm)
・108 ページ
・フルカラー
・言語:英語、フランス語、ドイツ語


※インターネット販売
定価6000円(税込:6480円)
振込手数料・送料:日興印刷負担


店頭販売(英語版)
啓林堂書店 奈良店 のみ店頭販売
(株)啓林堂書店 奈良店
〒630-8225 奈良市西御門町1-1
TEL.0742-20-8001





宝蔵院流槍術の名手・會津藩士 志賀小太郎(重則)を描いた
「幕末を駆け抜けた天馬」発刊
 NHK大河ドラマ「八重の桜」にも登場しましたように、會津藩には私共の宝蔵院流高田派槍術が伝わり稽古されていました。
 この度、宝蔵院流槍術の名手・會津藩士 志賀小太郎(重則)を描いた「幕末を駆け抜けた天馬」が発刊されましたのでお知らせします。

*読売新聞千葉版より
会津と長州の交流描く千葉の元読売記者歴史小説刊行
 千葉市稲毛区の元読売新聞記者、河野十四生さん(77)が、歴史小説「幕末を駆け抜けた天馬— いま蘇る會津の鬼小太郎— 」(歴史春秋社)を刊行した。
 福島県会津若松市出身の河野さんは読売新聞時代、新聞監査委員や成田支局長などを務めた。現在は、会津の歴史を研究する傍ら、幕末に東京湾沿岸防備のため現・富津市に派遣され、生涯を開じた会津藩士らを供養する「房総半島会津藩士顕彰会」の会長などを務めている。
 本書は、槍の名手だった会津藩士、志賀小太郎が長州藩を訪れ、2年間にわたって長州藩士に槍術を指南した実話を描いた物語。会津に戻った後も、引き連れてきた長州藩士を師範と育てるなど、懐の深い「槍の天才」の人生をつづった。
 当時、門外不出の武術を他藩に教授することは珍しく、後に成辰戦争で戦火を交える両藩がいかに深い交流を図っていたかを示しているという。
 約3年がかりで取材、執筆したという河野さんは、「来年は成辰戦争から150年の節目。会津と長州にも仲の良かった時期がある史実を知り、今なお残る怨念を和らげる一助になれば一と話している。
 問い合わせは、河野さん(043-252-1200)、または歴史春秋社(0242-26-6567)へ。
「幕末を駆け抜けた天馬」
1,404円(本体価格 1,300円)
河野十四生
ISBN978-4-89757-904-7
新書版・並製・168頁

目次
第一章 西国の雄・長州藩からの招聘
第二章 會津藩の成り立ち
第三章 蘊奥を極める
第四章 會津の宝蔵院流高田派槍術
第五章 長州藩指南の二か年
第六章 長州藩士伴い帰国
第七章 小太郎の最後
第八章 會津藩宝蔵院流の終末
第九章 長州藩のその後
第十章 藩祖・保科正之
最終章 會津藩宝蔵院流のその後
余話ニ題
 保科正之
 越前藩主松平春嶽
 あとがき

参考:会津藩宝蔵院流高田派槍術師範:野矢常方と関係の人たち
志賀重則 参照




平成30(2018)年度 宝蔵院流槍術 行事予定・報告
平成29(2017)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成28(2016)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成27(2015)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成26(2014)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成25(2013)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成24(2012)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成23(2011)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成22(2010)年度 宝蔵院流槍術 行事報告
平成21(2009)年度 宝蔵院流槍術 行事報告




連載:宝蔵院流槍術
  宝蔵院流高田派槍術 第二十世宗家 鍵田忠兵衛
                                 タウン誌「うぶすな」 連載
目次
1 宝蔵院流槍術と私 
2 槍と矛 
3 槍の種類
4 中世の興福寺
5 宝蔵院覚禅房法印胤栄
6 柳生と宝蔵院
7 武蔵と宝蔵院
8 宝蔵院流槍術の系譜
9 宝蔵院流槍術 奈良への里帰り
10 宝蔵院流槍術の技術
11 宝蔵院流槍術と川路聖謨
12 宝蔵院流槍術の遺跡




宝蔵院流槍術 伝習者募集




宝蔵院流槍術DVD・ビデオ

奈良宝蔵院流槍術保存会が制作したDVD、ビデオ、テープのご案内です。
宝蔵院覚禅房胤栄師没後400年記念
DVD 興福寺古武道奉納演武大会

平成19(2007)年10月7日に興福寺において開催した、15流派による古武道奉納演武大会記録ビデオです。




2018.11.30
2018.11. 5